賃貸の流れ
~お部屋探しから入居まで~
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部屋探し
物件探しを始める前に、自分にとって理想的な物件はどのような条件なのか、考えることが重要です。自分が住みたい部屋をイメージし、予算内で、エリアを絞り、不動産ポータルサイトなどから探します。最初の条件で見つからなければ、妥協できるポイントを見つけて選択肢を広げましょう。
- 主な物件探しの条件
- ●立地
- ●家賃・予算
- ●部屋の広さ・間取り
- ●物件設備
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不動産会社に問い合わせ
物件検索サイトなどで気になった物件を見つけたら、掲載している不動産会社に連絡します。詳しい費用や物件の詳細の情報を聞きます。物件検索サイトで探すことが難しい場合は、直接近くの不動産会社に問い合わせても応対してくれることもあります。
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内見(内覧)
上記で問い合わせた物件や気になった物件があれば、内見予約をしましょう。実際に現地に見に行き、写真や動画で伝わらない部分を見ておくと、入居した後の後悔がなくなります。これから生活する街の様子も見ておくと良いでしょう。
- 内見時にチェックしておくべきポイント
- ●コンセントの位置、数
- ●共用部の状況
- ●携帯電波の入り具合
- ●設備の状況
- ●洗濯機置き場のサイズ
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入居申し込み・入居審査
内見後、気になった物件は、なるべく早く入居申し込みをしましょう。人気のある物件は申し込みが遅くなると、他の希望者に先を越されてしまう場合があります。不動産会社を通じて、貸主に入居申し込みを行い、入居審査を受けます。入居審査では、入居希望者の支払い能力を見るために、収入を書類にて確認することが多いです。入手できる書類は事前に入手しておくと手続きがスムーズです。
- 入居申し込みに必要な情報
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- ●氏名
- ●住所
- ●生年月日
- ●連絡先
- ●勤務先情報
- ●収入
- ●勤続年数
- ●緊急連絡先や連帯保証人の情報
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賃貸借契約締結
入居審査を通過したら、契約内容と物件に関する確認をして賃貸借契約を結びます。契約前に宅地建物取引士から重要事項説明書を元に説明を受けます。この内容は後のトラブルを防ぐためにも重要なので、しっかり確認しましょう。疑問点は質問し、内容を十分に理解しておきましょう。契約当日までに初期費用を入金する場合があります。
- 契約に必要な書類
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- ●入居者の住民票
- ●連帯保証人の住民票や印鑑証明書
- ●運転免許証や健康保険証のコピー
- ●収入の証明書
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各種支払い
賃貸借契約書に基づき、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、保証料、家財保険料などの支払いを行います。事前に支払い項目と金額を確認しておきます。
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物件引き渡し・入居
契約と支払いが完了した後、物件引き渡しとなり、お部屋の鍵を不動産会社から受け取ります。転出・転入届の提出、ライフラインの手続き、引っ越しなど、入居まで様々な準備が必要です。時間に余裕を持って準備しておくと良いでしょう。現在賃貸物件に住んでいる人は、管理会社や大家さんに退去の連絡も必要になります。トラブルが発生しないようにスケジュールを立てて退去~入居手続きを行うようにしましょう。