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介護老人保健施設とは?サービス内容や入居の流れも解説!
2025-06-20
介護老人保健施設の
目的や条件
-
01
介護老人保健施設とは
- 介護老人保健施設は、要介護状態の高齢者が在宅復帰を目指すためのリハビリを中心とした施設です。医師や看護師、リハビリ専門職などの専門スタッフが常駐し、医療ケアと介護サービスを組み合わせた支援を提供します。
-
02
目的は在宅復帰
- 介護老人保健施設の目的は、高齢者が自宅での生活を再び送れるように支援することです。そのため、病院での治療が終わった後に引き続きリハビリが必要な方や、自宅介護が難しい方が一時的に入所するケースが見られます。利用者の心身の状態に合わせたリハビリを行い、自立支援を重視している点が特徴です。
-
03
条件は要介護1以上
入居には、いくつかの条件があります。
・介護認定:要介護1以上の認定を受けている方が対象
・病状が安定している:医療的な処置が継続的に必要な方は、病院での治療が優先されるため入所できない
・在宅復帰を目指している:長期的な入所施設ではなく、一時的なリハビリ施設として位置づけられているため、積極的に在宅復帰を目指す方が対象になる
介護老人保健施設は単なる生活の場ではなく、リハビリを通じて自立した生活への復帰を目指すための施設です。なお、施設によって具体的な入居条件は異なりますので注意しましょう。
サービス内容
- リハビリ
- 介護老人保健施設では、利用者が再び自宅での生活を送れるように、個別のリハビリプログラムが組まれます。医師の指示のもと、理学療法士や作業療法士などが専門的な指導を行い、日常生活の動作をスムーズに行えるようサポート。
リハビリ内容には、歩行訓練や筋力トレーニングといった基本動作の回復に向けたものから、食事や入浴などの動作訓練まで含まれます。脳血管疾患のリハビリとして、言葉や飲み込みの機能を回復させるための訓練が行われることもあります。
このように、介護老人保健施設のリハビリは、単に機能回復を目的とするのではなく、生活の質を向上させることを重視しており、一人ひとりの身体状態に合わせたプログラムが提供されるのが特徴です。
- 看護・医療的ケア
- 常勤の医師や看護師が配置されており、医療的なケアを受けることができます。とくに病院を退院したばかりで医療管理が必要な方にとっては、安心して生活できる環境が整っています。
提供される医療ケアには、血圧や体温の管理、服薬のサポート、創傷処置などの基本的なケアに加え、インスリン注射、経管栄養、たんの吸引といった専門的な処置にも対応している施設も少なくありません。
ただし、介護老人保健施設は病院ではないため、高度な医療処置が必要な方や、24時間の医療管理が必要な方には適していないでしょう。入所前に施設が提供できる医療サービスを確認することが重要です。
- 身体介護
- 高齢者が日常生活を快適に過ごせるように、食事・入浴・排せつの三大介助を中心とした身体介護が提供されます。
・食事:食事が難しい方にはスプーンでの介助や、必要に応じて嚥下食が提供される
・入浴:自力での入浴が難しい方には、スタッフによるサポートを受けながら、安全に入浴できる環境が整えられている
・排せつ:トイレの誘導やおむつ交換が必要な方には、排せつのタイミングを見極めた適切なサポートが行われる
移動が困難な方のために、車椅子やベッドへの移乗介助が行われるほか、髪を整えたり、着替えを手伝ったりする整容介助も提供され、清潔で快適な生活を支援します。
- 生活援助
- 施設内での快適な暮らしを維持するために、清掃や洗濯などの生活援助が提供されます。
・居室の清掃:定期的に掃除が行われ、快適な居住環境が保たれる
・シーツ交換:ベッドのシーツや枕カバーは定期的に交換され、清潔な状態が維持される
・衣類の洗濯:衣類の洗濯は家族が持ち帰るケースと、施設が外部に委託するケースがあり、後者の場合、別途費用が発生することも
これらの生活援助サービスにより、入所者は清潔で快適な環境のもと、安心して日常生活を送ることができます。
- 食事の提供
- 介護老人保健施設では、栄養士が管理するバランスの取れた食事が提供されます。高齢者の健康維持を目的とし、栄養価やカロリーが計算された献立が作られています。健康状態に応じた食事の提供が可能で、以下のような特別食にも対応しているのが一般的です。
・塩分制限食:高血圧や腎疾患のある方のために、塩分を控えた食事を用意
・糖尿病対応食:血糖値のコントロールを目的とし、糖質の摂取量を調整したメニューが提供される
・嚥下食:咀嚼や飲み込みが難しい方のために、ペースト状に加工された食事が提供される
食事は栄養補給だけでなく、生活の楽しみのひとつでもあるため、行事食や季節のメニューを取り入れる施設も多く、食の面でも充実した生活を送れるよう配慮されています。
介護老人保健施設のメリット
- 01
在宅復帰を目指せる
- 在宅復帰を目的としており、リハビリを中心としたケアが提供されます。病院から退院後、すぐに自宅での生活が難しい場合でも、リハビリを受けながら準備を進められるのが特徴です。在宅復帰が困難な場合も、本人の状態に応じて適切な施設への移行を支援してもらえるため、家族の負担を軽減できます。
- 02
機能訓練が充実
- 理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門職が在籍し、利用者の状態に合った機能訓練が受けられるため、リハビリ希望の方にとって最適な環境です。日常生活動作を維持・向上するための歩行訓練や食事動作の訓練など、自立支援に向けた手厚いサポートがあり、身体機能の低下を防ぎ、生活の質を高められます。
- 03
医療体制が手厚い
- 常勤の医師や看護師が配置されており、医療的なケアを受けながら生活できる点もメリットです。病院ほどの高度な医療は提供されませんが、経管栄養、たんの吸引など、ある程度の医療管理が必要な方でも入居できます。医療的なサポートが必要な方にとっても安心できる環境でしょう。
- 04
リーズナブル
- 介護老人保健施設の利用料金は、民間施設と比較するとリーズナブルなケースが多いです。公的な介護保険施設のため、利用料金は介護保険の範囲内で設定されており、自己負担額を抑えられます。収入に余裕がない場合は減額措置を適用でき、コストを抑えつつ、手厚いサービスを受けられる点が魅力です。
デメリット
- 01
入居期間が限定される
- 在宅復帰を目的とした施設であるため長期間の入居はできず、原則として3か月の利用が一般的です。3か月程度ごとに利用者の回復有無を確認し、長くて1年程度入居する方もいます。在宅復帰が難しい場合は、別の施設へ転居する必要があるため、次の住まいを検討しなければならない点がデメリットといえます。
- 02
プライバシー確保が困難
- 介護老人保健施設では、多床室が多いです。ほかの利用者との距離が近く、プライバシーを確保しづらいという点がデメリットになります。個室を希望する場合は費用が高くなるため、経済的な負担が増える可能性もあるでしょう。プライバシーを重視する方にとっては、個室が充実した施設が適しているかもしれません。
- 03
生活支援サービスが不足
- 食事・入浴・排せつなどの身体介護サービスは手厚く提供されますが、生活支援サービスは十分ではありません。買い物代行や、外出支援などのサービスは基本的に提供されておらず、家族の協力が求められることがあります。衣類の洗濯は施設内で対応する場合と、家族が持ち帰る場合があるため事前の確認が必要です。
- 04
イベントが不十分
- リハビリを目的とした施設であるため、レクリエーションやイベントの回数が少ない傾向にあります。誕生日会や季節の行事は最低限行われるものの、娯楽や趣味活動を重視したプログラムは少ないでしょう。日々の生活に楽しみを求める方にとっては、やや物足りなく感じる可能性があるかもしれません。
そもそも老人ホームとは?
- 老人ホームとは、高齢者が入所し、生活の支援や介護を受けられる施設の総称です。大きく分けると、「民間施設」と「公的施設」の2種類があり、入居の際は施設ごとの費用や入居条件などを把握し、適切な選択をすることが重要です。
民間施設は、入居費用が幅広く設定されており、自立した高齢者向けから要介護者向けまで多様な選択肢があります。一方、公的施設は比較的費用が抑えられており、介護が必要な高齢者の受け皿となっています。
以下では「民間施設」と「公的施設」に分けて、計8施設の特徴についてご説明いたしますので、ぜひご参考になさってください。
【民間施設】
特徴・費用・入居条件
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01
介護付き有料老人ホーム
- 介護付き有料老人ホームは、入居者の介護度に応じた介護サービスを提供する施設です。生活支援だけでなく、リハビリや健康管理なども受けられます。費用は介護保険サービスが定額制であるため、毎月の支出が把握しやすいのが特徴。タイプは「介護専用型」と「混合型」に分かれており、手厚い介護を受けながら安心して暮らせる環境が整っています。
費用:約14万円〜29万円
入居条件:介護専用型、混合型が一般的だが、施設によっては自立の方も入居可能
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住宅型有料老人ホーム
- 住宅型有料老人ホームは、比較的自立した高齢者向けの施設ですが、要介護者も入居可能な場合があります。施設内のスタッフによる食事や生活支援に併せて、介護が必要になった場合は外部の訪問介護サービスを利用することも可能です。レクリエーションやイベントが充実しており、ほかの入居者と交流しながら日々楽しく過ごせる点も大きな魅力です。
費用:約8万円〜19万円
入居条件:自立した高齢者から軽度の要介護者まで
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03
サービス付き
高齢者向け住宅
- サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー設計の賃貸住宅で、介護施設ではなく「住まい」としての位置づけの施設です。基本的には自立した高齢者向けですが、希望に応じて外部の介護サービスを利用することも可能です。外出や外泊の自由度が高く、のんびりと自分らしい生活を送りたい方に適しています。また、比較的費用を抑えながら、安心した暮らしを求める方に人気の施設です。
費用:約11万円〜20万円
入居条件:自立している60歳以上、または要支援・要介護の高齢者
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04
グループホーム
- 認知症の高齢者が少人数で一緒に生活を送りながら、介護スタッフのサポートを受ける施設です。家庭的な雰囲気のなかで、できることは自分で行いながら生活することで、認知症の進行を遅らせる効果が期待できます。地域とのつながりを大切にし、外出や交流イベントが多く取り入れられていることも。住み慣れた地域で、家庭に近い環境で暮らしたい方に向いています。
費用:約8万円〜13万円
入居条件:要介護1、または要支援2以上の認定を受けた高齢者
【公的施設】
特徴・費用・入居条件
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01
特別養護老人ホーム
- 特別養護老人ホームは、原則として要介護3以上の認定を受けた方が対象の施設です。介護スタッフが常駐し、日常生活のサポートから看取りまで対応します。公的施設のなかでも人気があるため、入居待機者が多く、すぐに入居できないケースも珍しくありません。入居の優先順位は、介護の必要度や家庭環境などを考慮して決められます。
費用:約10万円〜14万円
入居条件:要介護3以上の認定を受けた高齢者
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介護老人保健施設
- 介護老人保健施設では、在宅復帰を目指した医療ケアとリハビリを重視しています。病院を退院したものの、すぐに自宅での生活が難しい高齢者が一時的に入所し、医師や理学療法士などの専門職によるサポートを受けながら機能回復を目指します。なお、長期間の入居はできず、一定の期間が経過すると自宅やほかの施設へ移る必要もあるので注意しましょう。
費用:約8万円〜15万円
入居条件:要介護1以上の認定を受けた高齢者
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介護医療院
- 介護医療院は、2018年に新設された施設で、医療的ケアと介護を同時に提供できるのが特徴です。医師が常駐しており、点滴やたん吸引などの医療処置が必要な方にも対応可能なため、ニーズに合わせて入居を検討できます。ただし、個室がなくプライバシーが確保しづらい施設もあるため、入居前にしっかりと確認しておきましょう。
費用:約8万円〜15万円
入居条件:要介護1以上の認定を受けた高齢者
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ケアハウス
- ケアハウスは、比較的費用が抑えられる「軽費老人ホーム」の一種で、自宅での単身生活が困難になった高齢者向けの施設です。介護型のケアハウスは、生活支援に加えて介護サービスも受けられるため、介護が必要になっても安心して暮らせます。入居対象は60歳以上と比較的幅広いですが、特養と同様に待機者が多く、すぐに入居できないことがあります。
費用:約7万円〜12万円
入居条件:60歳以上で、自立した生活が困難な高齢者
入居の流れ
- STEP
01介護認定を受ける
- 介護老人保健施設に入居するためには、要介護1以上の認定を受けることが必要です。また、どの施設に入居するべきかお迷いの方は、専門の窓口に相談しましょう。老健の特徴やほかの施設との違いなどについて詳しい説明を受けることができます。
- STEP
02入居申し込み
- 介護認定を受けたら、希望する介護老人保健施設に入居の申し込みを行います。施設ごとに空き状況や条件が異なるため事前に確認し、申し込みを検討しましょう。申し込みの際は、本人や家族が施設を見学し、設備やサービス内容、雰囲気を確認することが大切です。
- STEP
03面談
- 面談では本人の健康状態や介護度、日常生活の様子、リハビリの目標などが聞かれます。併せて、利用目的や入居後の生活についての説明も受けるため、疑問点があればこのタイミングで確認しておきましょう。医療的なケアが必要な場合は、対応可能かどうかも重要なポイントとなるため、医師や看護師と相談することをおすすめします。
- STEP
04書類提出
- 面談後、施設側から指定された必要書類を提出します。主な書類には、施設利用申込書、健康診断書、看護サマリーなどがあります。健康状態によっては、追加の書類を求められることもあるため、施設側の指示に従って準備を進めましょう。書類提出と同時に、入居に関する費用や利用条件を再確認し、不明点をクリアにしておくことが大切です。
- STEP
05入居判定
- 提出した書類をもとに、施設内で入居判定会議が行われます。施設の医師やケアマネジャー、看護師、リハビリスタッフなどが参加し、本人の健康状態や介護度が受け入れ基準を満たしているかを検討。医療的なケアが必要な場合、施設の対応範囲を超えていないかも判断基準となります。
- STEP
06契約・入居
- 入居判定に通過したら施設と契約を結び、入居となります。契約時には、入居費用や利用規約を再確認し、納得したうえで署名を行いましょう。入居当日は必要な持ち物を準備し、スムーズに新しい生活を始められるように整えるといいです。入居後は施設スタッフとともに生活リズムを調整し、リハビリや介護サービスを受けながら自立した生活を目指していきます。
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