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注文住宅の地盤調査について!費用の相場や注意点も解説

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注文住宅の地盤調査について!費用の相場や注意点も解説

念願の注文住宅を建てるにあたり、購入した土地の地盤状態や、想定外に高額になりがちな地盤改良費用に対して、大きな不安を抱えていませんか。
目に見えない地盤の強さを正しく把握しないまま家づくりを進めてしまうと、将来的に建物が傾いたり沈んだりする「不同沈下」などの深刻なトラブルを招く恐れがあります。
本記事では、安心できる住まいづくりに欠かせない地盤調査を行う理由や調査の流れ、そして改良工事が必要になった場合の費用相場と注意点について解説します。
これから理想の注文住宅を建てて、ご家族で安全かつ快適に長く住み続けたいと考えている方は、ぜひご参考になさってください。

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注文住宅で地盤調査が必要な理由と主なリスク

注文住宅で地盤調査が必要な理由と主なリスク

注文住宅における地盤調査の主な目的は、建物を安全に支えられる地盤かどうかを確認することです。
まずは、地盤調査が必要な理由や、不同沈下を防ぐ重要性について解説します。

建物を安全に支えるため

一般的な木造2階建てでも、建物の重さは約30~50tに達するため、地盤にはその荷重を長期間安定して受け止める強さが求められます。
地盤調査では、建物を支える力や土質、地盤の硬さを数値で確認し、その土地に適した基礎を検討する材料にします。
また、地盤が弱いままでは、耐震性や耐久性に配慮した住宅でも、本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。
そのため、布基礎やべた基礎などから、地盤の状態に合った基礎形式を客観的な根拠に基づいて選ぶことが重要です。
調査で得たデータを設計へ反映すれば、建物の荷重を地盤へ安全に伝え、住まいの長期的な安定性を確保しやすくなります。

事前確認で防げるトラブル

着工前に地盤の状態を確認しておくと、建築後の不具合だけでなく、工事途中での計画変更や想定外の出費も防ぎやすくなります。
新築住宅では、構造上重要な部分などに10年間の契約不適合責任があるため、地盤調査は保証や保険を考えるうえでも大切な工程です。
また、砂質土や地下水位などを把握できれば、地震時に地盤が液体状になる液状化の可能性も検討しやすくなります。
調査結果に応じて、基礎設計や地盤改良の方法を選べるため、沈下や傾きへの備えを早い段階で整えられます。
さらに、古井戸やコンクリート片などの地中埋設物が見つかった場合も、撤去費用や工程変更を資金計画へ反映しやすくなります。

不同沈下などの想定リスク

軟弱な地盤に住宅を建てると、建物が不均等に沈む不同沈下が起こり、基礎や外壁に亀裂が生じる恐れがあります。
とくに、切土と盛土が混在する造成地や、以前に田んぼや沼地だった土地は、同じ敷地内でも地盤の強さが異なる場合があります。
また、建物が傾けばドアや窓が開閉しにくくなり、給排水管の破損や床下の漏水など、日常生活への影響も考えられます。
外壁のひびから雨水が入ると、柱や土台の腐朽、シロアリ被害につながり、住宅の耐久性や資産価値にも影響しかねません。
さらに、床のわずかな傾きが体調不良を招くこともあり、沈下後の修正には高額な費用がかかる場合もあるため、建築前の調査が大切です。

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注文住宅における地盤調査の流れと調査方法

注文住宅における地盤調査の流れと調査方法

前章では、地盤調査が必要な理由について解説しましたが、実際の調査の流れや方法も気になるところではないでしょうか。
ここでは、調査をおこなうタイミングや、代表的な調査方法について、解説します。

調査の適切なタイミング

地盤調査は、土地の売買契約を終え、建物の間取りや配置が確定した後から着工前までにおこなうのが一般的です。
調査結果をもとに地盤改良の必要性を判断し、必要な費用を資金計画へ反映してから建築計画を進めます。
また、住宅では建物の四隅と中央など複数地点を測るため、配置が未確定だと荷重がかかる位置のデータを十分に得られない可能性があります。
配置を後から変更すると、測定地点が建物の位置と合わず、再調査による費用や日程の追加につながる場合もあります。
そのため、古家の解体や敷地条件も確認し、建物の計画をある程度固めたうえで適切な時期に調査を依頼することが重要です。

代表的な調査方法と特徴

一戸建てでは、スクリューウエイト貫入試験、いわゆるSWS試験が広く使われています。以前はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていました。
この方法は、先端がドリル状のロッドを地面へ貫入させ、おもりの荷重や回転数を測って地盤の硬さを調べる仕組みです。
段階的に荷重を加え、必要に応じてロッドを回転させながら、沈んだ深さや回転数から地盤の締まり具合を判断します。
大がかりな装置を必要とせず、狭い敷地でも実施しやすいうえ、複数地点を比較的短時間で調べられる点がメリットです。
一方で、土を直接採取しないため、詳しい土質や地下水位を把握しにくく、地中の障害物によって測定しにくい場合がある点には注意が必要です。

結果報告書の確認ポイント

地盤調査報告書を受け取ったら、土質や盛土の有無、地下水位などを確認し、土地の特徴と沈下の可能性を把握しましょう。
粘性土や砂質土といった土の種類は、適した基礎や地盤改良工法を検討するうえで重要な情報になります。
また、地形区分や土地の成り立ちも、地盤の安定性を考える手掛かりになります。
地盤の硬さを示す換算N値やグラフを見れば、深さごとの強度や軟弱な層の位置を確認できます。
さらに、おもりだけでロッドが沈む自沈層がある場合は、不同沈下の可能性を踏まえて補強の要否を慎重に判断する必要があります。
最後に考察欄で改良の要否や推奨工法を確認し、不明点は専門家へ説明を求めると安心です。

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地盤改良が必要になった場合の費用相場と注意点

地盤改良が必要になった場合の費用相場と注意点

ここまで、地盤調査の流れや方法を解説しました。地盤改良が必要になった場合の費用や注意点についても、しっかりと把握しておきましょう。
ここでは、地盤改良工事の種類や費用、改良しない場合のリスクについて解説していきます。

主な地盤改良工事の種類

地盤改良工事には、主に表層改良工法、柱状改良工法、鋼管杭工法があり、軟弱層の深さや土質に応じて選ばれます。
表層改良工法は、地表から約2mまでの土に固化材を混ぜ、締め固めることで地盤全体の強度を高める方法です。
また、柱状改良工法は深さ約2~8mの地盤に円柱状の改良体をつくり、支持層や周囲との摩擦力を利用して建物を安定して支える仕組みです。
一方、鋼管杭工法は金属製の杭を硬い支持層まで到達させるため、軟弱層が深い土地や重い建物にも対応しやすい工法です。
ただし、地下水位や土質、敷地条件によって適する工法は異なるため、調査結果に基づく判断が欠かせません。

費用の目安と予算の注意

建築面積が約20~30坪の木造住宅では、表層改良工法は約30万円~50万円、柱状改良工法は約50万円~100万円が目安です。
鋼管杭工法は使用する鋼材や杭の長さが増えるため、約100万円~200万円となり、条件によってはさらに高くなる場合があります。
ただし、改良の必要性や工法は地盤調査後まで確定しないため、当初から100万円~150万円程度の予備費を見込んでおくと安心です。
また、資材価格や残土処分費なども総額を左右するので、見積もりでは工事項目ごとの内訳を確認する必要があります。
住宅ローンや自己資金、諸費用との配分も整理し、無理のない資金計画を立てることが大切です。

未実施時の重大なリスク

必要と判定された地盤改良を行わないと、地盤の弱い部分だけが沈む不同沈下によって、住宅が傾く可能性があります。
基礎や外壁に亀裂が入るだけでなく、ドアや窓の不具合、構造耐力の低下などにつながる恐れもあります。
また、住宅の傾きは、めまいや頭痛など居住者の体調に影響を及ぼす場合があるため注意が必要です。
適切な調査や改良を省いた結果、地盤に起因する損害が保証の対象外となれば、高額な修復費を負担することにもなりかねません。
さらに、沈下修正には数百万円規模の費用が生じる場合もあり、将来の売却時には資産価値へ影響する可能性があります。
だからこそ、調査結果に基づいて必要な工事を実施することが重要です。

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まとめ

注文住宅の地盤調査は、建物の重さを安全に支えるための適切な基礎設計を行い、建物の傾きや不同沈下といった重大なリスクを事前に防ぐために不可欠な工程です。
調査は建物の配置が確定した後に実施され、一戸建てで主流のSWS試験などを通して、地盤の硬さや改良工事の必要性を客観的に判断します。
もし、地盤改良が必要になると30万円から200万円以上の費用がかかる場合があるため、資金計画にはあらかじめ100万円から150万円ほどの予備費を見込んでおくと安心です。

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