家や土地を素早く売却したいと考えた際、どのような手法があるでしょうか?
時間のかかる仲介とは異なるスピーディな売却を叶える即時買取について、ここではそのメリット・デメリットから、向いているケースを解説します。
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さまざまな事情から、家や土地などをすぐに売却して現金化することを希望した場合、どのような方法で叶えられると思いますか?
住まいの売却は数日で完了!即時買取とは?
家や土地などの不動産を売却する方法は、不動産会社に買い手を探してもらい売買契約を結ぶ仲介と、不動産会社に物件を買い取ってもらう買取があります。
仲介では、不動産会社に売却を依頼し、買い手を探すために売却不動産の広告を掲出したり、購入希望者の内見の対応をしたりと、すぐには売買は成立しません。
売買契約成立までには平均して3〜4か月ほどの期間を要します。場合によっては、もっと長期になることもあります。また、契約成立後も物件の引き渡しや諸々の手続きを終えるにはさらに時間を要します。
買取を行っている不動産会社への買取依頼は、買い手を探す時間が丸ごと省かれるため、売却完了に至るまでの期間を大幅に短縮できるのが特徴です。
なかでも即時買取は査定から買取までの期間が短いため、すぐに現金化したい方や不動産の売却に時間を費やしたくない方に向いているでしょう。
即時とはどれくらいの期間で売却できるのか?
即時と名前が付くだけに、すべての手続きを終えるまでの期間が短いことがわかりますが、どれだけ短い期間で手続きを完了できるでしょうか?
即時買取では、売却を完了するまでにかかる一般的な期間は、1週間から1か月ほどと言われています。中には最短3営業日から1週間ほどで対応する不動産会社もあります。
さまざまな事情により、すべての手続きを急いで終わらせたい方に対応するために、訪問査定も1回で済ませているケースが多いです。
買取価格の相場はいくら?気を付けたいポイント
不動産会社が買い取る場合は、諸々の手続きを速く終わらせることは可能ですが、買取価格は希望した通りの価格になる可能性は低いでしょう。
不動産会社が買い取った物件を商品化するための費用や再販売時の価格設定を考慮して物件の買取価格が決められることになり、売却の希望条件を提示して買い手を探す仲介とは違って、売主が希望した価格になるとは限らないのです。
一般的に買取の価格相場は低くなることがほとんどですが、数字で表すと市場価格の50〜80%程度になると考えられます。
物件そのものの付加価値の高さや立地、周辺環境、市場動向なども考慮されての価格になるので、必ずしもこの限りではないこともあります。
不動産売却を即時買取にした際のメリット・デメリット

自分が所有する物件を売却したいとき、即時買取の方法とした場合の、メリット・デメリットを事前によく確認しておきましょう。
とにかく早い!即時買取で得られるメリット
即時買取のメリットは、何と言っても不動産売却完了に至るまでの期間の短さと、手続きの少なさにあるでしょう。
通常の売買仲介では、売り出し物件があることを宣伝し、購入希望者の対応をし、売買条件の交渉をし、ようやく売買契約へと進みます。
それらの面倒な手続きを一切省き、物件の査定からあっという間に売却を終えることができるのは、大きなメリットです。
さらには購入希望者への内見の対応や売買条件の交渉などの対応がほとんどないので、忙しい方でも不動産会社に依頼するだけで諸々の手続きがスムーズになるでしょう。
手数料いらず?費用削減のメリットあり
仲介では買主との交渉などを不動産会社が行い、売買が成立した際には売買価格に応じた仲介手数料が生じます。
仲介手数料は売買価格が400万円を超える場合は、売買価格×3%+6万円(税別)の計算式で算出されます。物件が2,000万円で売買された場合の仲介手数料はこの計算で66万円(税別)になります。
これ以外にも不動産売却ではさまざまな費用がかかるため、直接買い取ってもらうことで売買仲介手数料を削減できることは大きなメリットになります。
希望価格に届かない?即時買取のデメリット
もっとも避けがたいデメリットとは、いくらで売れるのか、即時買取ゆえに市場よりもどうしても低くなってしまう物件の価格です。
近隣の物件や市場相場と比べると、明確に価格の差を感じ、どうしてもっと高い価格で買い取ってくれないのかと思うことになるかもしれません。
仲介で売買がおこなわれる場合は、通常は相場を鑑みて売り出しとなり、売主と買主との間で交渉をおこない、価格や設備など諸々の条件でお互いが納得できる点を探しますが、基本的には物件は現状のまま売買されます。
しかし、不動産会社は買い取った不動産を商品として再販売するために、大規模なリフォームをおこなうなどの費用をかけたりするため、買取の価格が低くなってしまいます。
不動産売却で即時買取が向いている3つのケース

じっくり売買する仲介と違って、手続きの手間やそれにかかる時間も短期間に終えられる即時買取に向いているのは、どのようなケースでしょうか?
手続きの手間を省きたい!スピード重視の方
メリットでも解説したように、即時買取はどの方法よりももっとも売却完了に至る時間が短く、手続きの数も少なくて済むので、スピードを重視される場合に向いていると言えます。
物件をより高く売ることよりも、どれだけ早く物件を手放せるかを優先する場合には、即時買取であれば諸々の手続きや時間を削減することができるでしょう。
買取依頼をしてから最短3営業日から約1か月ですべての手続きが完了し、売却金額を受け取ることができます。
とにかく物件を速やかに手放したい、手続きに手間をかけたくない場合には、選択肢の1つとして考えられる方法です。
給与の大幅ダウンなどで現金化を急ぎたい方
売却を急ぐ理由には人それぞれの理由がありますが、転職等によって給与が大幅に下がってしまった場合などにも向いているかもしれません。
給与が大幅に下がると一時的でも家計には大きな影響があるため、月々の住宅ローン返済が厳しくなることが予想されるでしょう。
これが一時的な現象であり、状況が好転することがわかっていて、この一時期を耐え抜ける資産があれば問題はありません。
しかし、いつまで続くのかわからず先行きが見えない場合には、住まいを手放し、現状の家計に見合った物件への住み替えを検討したほうが精神的にも落ち着くかもしれません。
離婚による引っ越しで住まいを手放したい方
一緒にいるよりも別々の道に進んだほうが良いと決断される離婚では、新しいスタートを切るためにも今の住まいをできるだけ早く売却したい場合などには、スピーディな即時買取が向いています。
将来、家族が増えることを見越して3LDKなど部屋数の多い物件に住んでいた場合、自分1人では広すぎて落ち着かなくなってしまうこともあるでしょう。
夫婦として仲の良かったころを思い出して辛いと感じられることもあるため、夫婦で暮らしていた住まいを手放すことを決める方は多いです。
辛い思い出を長く手元に留めておきたい方はあまり多くはないので、できるだけ早く売却することを考えます。
このようなケースでも、即時買取であれば売主に精神的・肉体的に負担をかけることなく、スムーズに手続きを進めることが可能です。
まとめ
自分が何を優先したいのか、どのような方法ならば納得できるのかをよく考えてみると、自分に合った方法が見えてきます。
メリット・デメリットだけでなく、自分のなかにある思いと向き合い、何が最優先事項かを見極めてみてはいかがでしょうか。
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